都市には何があるでしょう。建物や道路、植物や電柱、看板など?それだけではありません。
 そこを歩く人々も立派に都市の要素の一つではないでしょうか。

 訪れる人々、その服装・持ち物や表情、過ごし方。それにあわせて立地する商業も変わり、未来も変わっていく。建物や道路や電柱よりも、むしろこうしたものが作るものこそ我々の思う”都市のイメージ”に近いのではないでしょうか。

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 そうした人々が都市を訪れる目的の一つに商業の存在があるとするならば、人々が形作る都市のイメージは、建築的なものだけではなく商業によるものもあわせて考えなくてはならない、と言えそうです。

 さらに、ここでもう少し小さな場所についても同様なのではないかと考えました。

 人々が訪れたいと思う場所、ゆっくり過ごしてみたくなる、食べてみたくなる、奥に進んでみたくなるような場所には、おそらく建築的な”場づくり”によるものだけではない、時に商業に起因したわりと小さな、しかしイメージに大きな影響をもたらす仕掛けがさまざまに存在しているのではないかと思います。

 これは近年も活発に行われている大規模な再開発や都市計画等の事業において、どれだけスケールの大きな建物や空間が実現されようとしても、地上を歩く人の目線に基づく絶対的スケールというものがある限り、必ず直面する課題であると考えます。ほとんどのプロジェクトで掲げられる「賑わい」の正体ともなるような、そんな部分に迫っていくテーマであるはずです。

 同様に、とくに誘客と滞在時間が重要なカギとなる商業施設の内部にも同様の課題があることでしょう。しかし一方で、これら商業施設はすでにこうした工夫や解決方法の宝庫と言える存在であるかもしれません。


 こうした見方と実地観察をもとに、土木・建築的な領分に商業を加えて一気通貫に。
 人の目線や居場所というものを起点として既存の都市空間や建物、また現在進行形のプロジェクトを一気に考察するブログです。

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